おもてなしの宿


2008年07月11日

こんにちは。 オーナーの武田です。

少し前になりますが、本当に久しぶりの休暇が取れ、小旅行に行ってきました。 長野県の上高地にある扉温泉というところです。


駅からは、とても奥まった位置に有り、バスを含め公共交通手段はありません。 旅館の専用バスが迎えに来てくれます。 途中、日本アルプスの山々の名前を教えてくれたり、その他ちょっとしたガイドをしてくれたりしながらの小ドライブをして、到着。

たった一泊するだけでしたが、おもてなしの心が随所に感じられ、繊細でいて温かい気遣いに溢れていました。 朝取り野菜やコーヒーを朝食前に提供してくれたり、夜食のおにぎりを部屋に置いて行ってくれたりという食べ物のサービス(野菜は提供した料理の残飯から肥料を作り、自家栽培しているそうです)。 日が暮れた後、離れにある温泉に行く通路の両脇に燈してくれるいくつものろうそくの明かり。 トイレや浴室といった目立たないところにある素敵に生けられた切花。 極めつけは、夕食。 フランス料理のコースを頼んだのですが、メニューはそっけないほどの書き方。 その1つ1つは確かにその名前なのだけれど、もっと気取った書き方があるのでは?と思ってしまうもの。 実際の料理が出てくると、必ずおいしさと共に一風変わった趣向が盛込まれていて、コースのメニューにある名前との関係をまるで僧侶の問答のように考えさせられました。 食事は、創作フレンチと創作和食を選べるのですが、どちらも30代前半のシェフがその独自姓とお客様の喜びと驚きを得る料理を競っている、そして、私たちはそれらをどれだけベストの状態で給仕するかを楽しんでいると女性スタッフは話してくれました。 そのために、私たちは順番にリッツカールトンに研修に行っています、とも話してくれました。


別のスタッフの女性に聞いたところ、“周りにこれといった観光地が無いので、私たちはこの旅館内だけで充分ご満足して頂けるように工夫しています”とのことでした。 まさに、その通り実践されていました。 いまでも、その満足感の余韻が残っているほどです。 それらは、私たち1/f がお客様にご提供したいサービスとも通じる考え方であり、お客様に持って帰って頂きたい気持ちだなあ、と感じた癒しの旅でした。



投稿者 ING : 2008年07月11日 10:08| 001/f オーナーより

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