ダイヤルゲージ




貴金属で構成されている地金無垢材のボリュームたっぷりのものは非常に金額も高くない、重量も重くなってしまい装着性も悪く、鋳造での欠陥も発生しやすくなるので良いことがあまりありません。

そのような不都合な事柄を回避するために、膨らみをつけたデザイン部分の裏側から不必要な地金を削り取ってゆきますが、これを一般的には「裏ぬき」と呼んでいます。

この裏ぬきした部分の曲面の厚みを計測するために写真の「ダイヤルゲージ」が役立つのです。湾曲した腕が計測したい箇所の厚みを測るのに邪魔になる壁の部分を乗り越えて行ってくれるように出来てるのですよ!

誰が考えたのか知りませんが、非常に「痒い所に手が届く」という感じのアイデアですね!

しかし残念ながら現在はあまり生産されていないそうです。 極稀に工具店で見かけることがありますけど・・・ これと同様の目的で作られている「スライディングゲージ」(写真下)というものが現在では主流でこれが使用されています。

私が個人的に「ダイヤルゲージ」を購入したのは28年前。 さすがに消えゆく工具がわずかながらにあるのですね。 これからも大切に使ってゆきます!

工房 鈴木

投稿時間: 10:12

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