ハンドサンダー




貴金属の成形をヤスリで行った後に、ギザギザしたヤスリ目が残っている地金表面をきれいに研磨するための、ひとつの方法は耐水ペーパー(紙ヤスリ)で行うものがあります。

この耐水ペーパーを使った仕上げの良い部分は研磨の際に形を崩さないで正確に表現したい平面を、そのまま仕上げられるということです。そのための作業にヤスリと同様な感覚で耐水ペーパーを用いるために考え出された工具が写真の「ハンドサンダー」です。

「ハンドサンダー」は幅広と幅狭の両タイプがあり、私が使うものは幅広のものです。2.5cmの幅に切った耐水ペーパーを、二つ折りにして工具に固定します。これで、準備OK!ヤスリと同じ感覚で使用し、荒い目から、細かい目へと移行し、金属表面を仕上げてゆきます。

耐水ペーパーの細かいものに移行するときには、仕上げている本体を洗浄しましょう。さもないと、前段階で使用していたペーパーの粒子が表面に残留していて、それが表面に傷を付けてしまうことがあるからです。

ペーパーを♯3000〜♯5000くらいまで掛けてやると、鏡のような美しい金属平面を再現できます。ただし、この方法もヤスリ掛けの技能が充分でなければ、美しい平面を表現することはできません。やはり、すべては基礎となる技能がしっかりしていないとダメなんですね。

投稿時間: 10:05

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