レーザー溶接機



こんにちは、クラフトパーソンの鈴木です。

現在、ほとんどのジュエリーに用いられている貴金属類に取り入れられている

制作方法は鋳造による成形です。

多くの工業製品製作、歯科技工でも鋳造は行われていますね。

多くの鋳造業者の作業でも当社での鋳造工程でも絶対と言っていいくらいに発生し、しかしながら微々たる欠陥なのですが「鋳巣」(チュウソウ)というものがあります。

この「鋳巣」とは溶解し、液状化した金属を鋳型に流し込み、凝固してゆく過程で

地金の内部に極々小さな気泡が混じってしまいますが、この気泡のことを

「鋳巣」呼び、私たちは悪者扱いするのです。

なぜ悪者かというと、貴金属表面を曇りのない鏡面仕上げをしてゆくと

最後になって、10倍ルーペで見ると、この鋳巣が表面に穴となって出てきて、

黒い点のように見えてしまい、欠陥と判断されます。

そこで、登場するのが写真にある機械「レーザー溶接機」!

この機械を用いて鋳巣箇所にレーザー光線を照射し、

鋳巣を潰して綺麗な状態にしてしまうのです!たいへんに便利な機械です。

この機械が無かった時代は「ヘラ」という工具で鋳巣付近の地金を

力を入れ、時間を掛けて擦り上げて僅かに鍛造を施すようにして地金表面をきれいにしてました。

しかし、この機械導入後はヘラを使う作業と時間が著しく減ってます。

鋳造でのジュエリー制作の歴史においては画期的な機械の登場だったのです。

クラフトグループ 鈴木 誠

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