実体顕微鏡



こんにちは、クラフトパーソンの鈴木です。

前回、石留業務を行う彫刻台の作業環境についてお話させて頂きましたが、

その作業環境には、もうひとつ大切な要素としての光学機器である、

「実体顕微鏡」について触れさせて頂きます。

ジュエリーにセッティングするメレダイヤには小さいものですと

1/200カラット(直径0.9mm)を使用するものが多くあります。

そして、この大きさのメレダイヤを留めるための爪は0.2mmくらいの直径になります。

このくらいの大きさになると肉眼での作業は無理で、ルーペを使用しての作業でも

不正確なものになってしまうことが多くなるため、写真の顕微鏡を使い、

加工箇所を拡大して作業を行います。

この顕微鏡は高級宝飾時計の加工にも用いられている優れ物で

微小な箇所の作業もストレス無く行うことが可能になるのです。

工房に置いておくと、かなりの大きさなので場所を取ってしまうものですが

お客様のもとに届く、私たちの作り出すジュエリーの品質を高く保つ上では

大活躍の必需品ですので普段から手入れを欠かさず大切に扱っております。

すでに、この顕微鏡は私達ジュエリー・クラフトパーソンの体の一部、

つまり「目」なのです。

クラフトグループ 鈴木 誠

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