水封安全器




さて、このゴムホースがたくさん繋がっているものは何でしょう?


これらのゴムホースはすべてガス管なのです。 このガス管の先には当ブログ前出の酸素バーナーが繋がっていて、バーナー本体の中で酸素と共に混合ガスとなります。

都市ガスの気圧よりも酸素の気圧のほうが高いため、もしもバーナーの中で、何かゴミ、もしくは埃のようなものが溜まって火口の部分に障害物となってしまった時に気圧が高い酸素が都市ガスのほうに逆流してしまうという現象が発生します。

さて、そうなると何が起きるのでしょうか? バーナーの火口から出ている火炎を巻き込んで酸素がガスの側に逆流した場合はガス管の中に火種が混入するので爆発事故に繋がる可能性があるのです。

そんな事故が発生しないように、この「水封安全器」があるんですね。 どんな仕組みか?と言うと、赤矢印で「IN」と表示のあるところからガスが入って、下方にある水が溜まっているタンクを通過し、赤矢印の「OUT」のところから出てゆきます。

つまりガスの元栓まで火種が行かないように、途中の水が溜まっているタンク内で消化してしまおう!という仕掛けなんです。

現在では、水を使用しない小型の安全器も販売されてます。 今では、このタイプは旧式になってしまいました。 しかしながら、毎日の火を扱う作業の安全を長年守り続けてくれてます。

投稿時間: 19:07

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