真の誇りとおもてなし(1)


こんにちは。 オーナーの武田です。

前回、長野旅行の話をして、続ける予告をしながら、1か月半もあいだを空けてしまいました。

旅行のことだけをお伝えするには、ちょっと間があり過ぎるので、この時泊った扉温泉「明神館」とその他の東京のホテルでの体験を私たち1/f と照らし合わせてお話したいと思います。

扉温泉の明神館は、スタッフの主体性が見えると同時に、

女将の理念も見えるようなホテルです。

本当に山奥の、誰かからの情報が無ければぜったいに行かない場所にあります。 そして、特に周囲がずば抜けて風光明美と言うわけではありません。 渓流がそばにあるので、まさに1/f のリズムが聞こえてきて心地良い環境ではあるのですが。

でも、ここにはファンが多いのです。 それには勿論理由があります。 

厨房では、30代のシェフが2人、創作フレンチと創作和食で、互いに腕を競い、お客様のテーブルに運ぶ女性スタッフは、その料理への想いを熱く伝えてくれ、聞いている私たちもその料理を味わうだけでなく、楽しんでしまうのです。 

この、料理を運ぶスタッフは、それだけが仕事ではなく、食事時間以外は、館内のいろいろな整理や飾り付けをしています。 彼女たちは、リッツカールトンの研修プログラムを毎年受けていて、それを仕事に生かすことを誇りにしているのだと語ってくれました。 

一方、チェックアウトして、出発のリムジンを待つため、ロビーのテーブルに座っていると、そのわずかな時間のために、女将が自らお茶を入れて来てくれ、“如何でしたでしょうか?ごゆっくり出来ましたでしょうか?”と一声掛けてくれます。 そんなメリハリのある接客がとても気持ち良いのです。 だから、このホテルは、場所が悪くてもリピーターが多いのでしょう。